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GroTech  ナイトレイト プラス

Grotechから新商品が届きました。

ナイトレイトプラス
マイナスではなく足す方の製品が発売になります。
なんで?!
と思われる方も多いかと思いますが簡単に言えば綺麗すぎも良くないと言うことですね。

近年の水槽は濾過槽や設備の発展により0ppmなどの低すぎる窒素(NO3)量になってしまっている水槽を多く見かけます。

僕らメーカーも0ppmになるような製品をリリースしている事もあるかと思います。
実際、水槽内の硝酸塩をコントロールし、ごく少量にキープすることで珊瑚だけでなく水槽内の生物循環を健全化する働きが発生します。
Grotech社の推奨値
珊瑚水槽2-10ppm
SPS水槽2ppm                      
LPS/イソギンチャク/ソフトコーラル  10ppm
レッドシー社の推奨値 (MMCプランニングホームページより)
珊瑚水槽1-2ppm
超低栄養塩システム珊瑚 0ppm
SPS水槽0.25-0.5ppm  
魚水槽 <10ppm
                   
他社の推奨値も調べたのですが、古いものが多くあれれれというものもありましたので掲載はgrotechとmmcさんのだけにしました。2社で幅はありますが0ではないのが答えな気がします。
昨夜この事でアクアラヴァーズの鈴木社長と話して硝酸塩について盛り上がりました(^_^) 
もちろんこの値をキープしたからといっても基本的なパラメーター値がぶれていれば意味がありません。
多くの人に必要な添加剤ではありませんが、一部のユーザーさんには絶大な効果があるかもしれない商品であることは感じます。
添加量はこんな感じです。

1 mlのNitrat plusは、100 Lの飼育水に1 ppmの硝酸塩濃度を増加させます。

理想値を定めて添加できますが、硝酸塩が低い方が使用することで微生物や生体活動が上昇しすぐに消費されてしまうこともあります。
でもそれは水槽の生物が活性化していると言うことで悪いことではなく喜ぶべき異なのかもしれません。
ボトルに記載されている計算値は下記のようになります。
定期的な添加は面倒なので高性能なドージングポンプを使用して添加するのもいいですね。
また、バイオペレットを利用してP(リン酸)が下がらない方の多くはNO3がゼロになってしまいP(リン酸)が消費されない現象が発生し、NO3はゼロだけどPO4は下がらなくなってしまっているケースが多いです。
この場合は無理にペレットを足しても何も解決しないです。
そんなときに本製品を添加することでP(リン酸)を下げることが可能になります。
(ただ、このようなケースの場合の理想はBluelifeの先日発売したPhosFXやseachemのリン酸吸着剤を使用してリン酸を除去 する方が確実です。このような方法も解決の1方法として可能となります)
発売は来週末の出荷(ショップ様案内は本日)を予定しています。
それでは皆様、日もすばらしいアクアライフを
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