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VectraL1 近日入荷

1年近くリニューアルで出荷が停止されていたL1ですが近日入荷いたします。

本体の信頼性とコントローラーのプログラム等の更新でより信頼性が高まりました。

入荷後にテスト運転を数台してから出荷開始予定です。

 

 

 

 

 

 

大ヒットのRedseaリーファーなどの水槽にご使用いただくケースも多いvectraですが、DCポンプは配管径を下げることで著しく送り出す馬力がなくなります。

それだけでなくポンプに負担がかかり早期故障にもつながるため、配管はできる限り径のおおきいサイズを使用し、径を落とす場合は直前で落とすことが大切です。

循環水量を稼ぐために流量の多いポンプを購入しても、配管径が細い場合は若干のパワーアップはあるものの、それ以上にポンプに負担がかかっています。
負担がかかっているかどうかは、見た目でわかりにくいですが、対策としてはクーラーの出口(排水)以降の配管で2分岐にして水槽に戻す方法です。
クーラーは通過水量が多いほど効率よく冷えます。クーラー前で分岐するよりはクーラーの後で分岐する事が方法の一つです。
お客様の中にはOFの排水が一つしかないから無理というお客様も多いかと思いますが、90cm水槽でVP13の配管1つではギリギリ又は循環水量からすると小さいでしょう。循環水量を確保するにはかなり厳しいです。
120cmクラスではVP16でも最低2本は欲しいところです。
水質と機材の故障リスクなどを考え、せっかくのOF水槽でも別途に水槽背面から戻りの配管を追加検討する方がいいです。(見栄え重視ではあれば仕方ないですが、無理に強いDCポンプを使用すれば故障のリスクが高まります。)(温度や電気代のコストや動作音の問題はありますがマグネットポンプにするのも方法の一つです。)
また、殺菌灯はクーラーの前というのが一般的ですが、殺菌灯の必要流量の概念はクーラーと考え方が逆です。
ゆっくり通過するほど殺菌能力は高まります(ゆっくり過ぎると全体の処理能力は落るので、バランスが大切なのは当たり前ですが)。
その為、水槽への戻しの配管数が少ない・細い径の方はクーラーの前で分岐して殺菌灯とクーラーを別の循環にすることがいい場合も多いです。
スキマーやライト等が評価の高いものを使用されていて、水質も悪くない、だけどうまくいかない・・・なんて方に共通して循環水量が低いケースを見かけます。
このようなことから、不安なお客様は専門店で自分の水槽環境を伝え、メインポンプや配管等の方法を相談してみてください。
今回はベクトラ再入荷のご案内ですが、必ずしもL1のような大きいポンプではなくマグネットポンプや2台使い、配管の変更なども含めお客様の環境や機材により異なるというご提案でした。
それでは皆様、本日もすばらしいアクアライフを〜
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